てんかんの外科治療Q&A -2-

 Q:てんかんの薬物治療と外科治療はどうちがうのですか?

:てんかんはまずクスリで治療されるのが基本です.てんかん専門医により正しく診断され,正しく薬物治療されたてんかん患者の7〜8割程度がクスリで発作をコントロールすることが可能です.薬物治療ではクスリの副作用が出ないように血中濃度*を定期的に測定する必要があります.

いろいろな種類のクスリを試したり,クスリの量を調節したりしても,てんかんの発作が減らないときは,薬物治療ではこれ以上よくならないと判断し,もし適応があれば,引き続いて外科治療にまかされることになります.ですから薬物治療と外科治療はそれぞれ独立したものではなく,てんかんの包括的治療体系(てんかんを総合的に治療しようという立場の意味)の中で連続した治療として行われるべきものです.この点から,てんかんセンターにおいて,てんかん専門医と脳外科医がてんかん外科治療チームを組んで総合的にてんかんの治療に当たるのが理想です.また外科治療により発作が消失しても,術前とほぼ同様のクスリを飲み続けることが基本とされていますので,外科治療が終われば,てんかん専門医に患者をもどして薬物治療を続けてもらうことになります.

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