A:入院すると先ず,てんかんが本当に難治性かどうかの判定が行われます.抗てんかん薬の血中濃度を頻回に検査しながらクスリの変更やその量の調整を行います.それと平行して,脳波検査や脳の画像診断が行われます.同じ検査を何回も繰り返して行う場合もあります.異常があると判定するためには,検査する度に常に同じ結果が認められるということを確認しなければならないからです.薬物治療に対して難治性で,手術をすればよくなる可能性があり,さらに手術ができそうだというときに,術前評価のプログラムが始められます.
術前評価の最後に脳血管撮影とアミタールテストを行います.術前評価の結果を参考にして硬膜下電極の留置術を行う必要があるか,どこに入れるかを検討します.硬膜下電極留置は,手術により確実に発作を止めるためにできる限り行った方がよいと考えられます.
したがって,入院後の時間経過は下のようになりますが,入院期間としては短くても3〜4ヶ月を必要とします.