腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)
脊柱管(せきちゅうかん)は首からおしりにかけて、背骨の中につくられたトンネルで、脳からの命令を身体の各部に伝える神経を納める管です。腰の部分の脊柱管はあしに分布する神経を入れています。もともとこの管が細い人や加齢性の変化が多くみられ骨がごつごつしている人などは管の中で神経が絞められで、あし特に足の裏のしびれや感じの鈍さ(皮が分厚くなった感じ)、あしのほてりや冷え、歩くとしびれが強くなりしゃがんで休むとよくなるなど多彩な症状をあらわします。あしの血行障害によるしびれと区別が必要です。治療は薬や注射(静脈、ブロック)、理学療法、コルセット、圧迫をとる手術があります。
慢性閉塞性動脈硬化症(まんせいへいそくせいどうみゃくこうかしょう)
主にあしに行く血管が動脈硬化(どうみゃくこうか)によって細くなり、あしに行く血液の量が減ってあしのしびれ、冷感、痛みを生じます。あまりに症状が強いとあしがだめになってしまうこともあります。血行を良くするための物理療法や薬の治療があります。また症状が重ければ血管のバイパス手術も行われます。
外反母趾(がいはんぼし)
足のおやゆびがくの字の変形をつくり、関節に腫れと痛みを伴います。靴を常用する欧米では以前より問題にされていましたが、日本でも生活の欧米化に伴い増加傾向にあるようです。もともとのなり易さや窮屈な靴が原因とされています。つま先に余裕のある靴をはき、長時間の歩行を避け、足の筋力強化(つま先立ち、かかと立ち)を行います。装具による治療や難治例には手術による方法もあります。
慢性関節リウマチ(まんせいかんせつりうまち)
関節の中の滑膜(かつまく)に炎症が生じてくる疾患です。全身の関節に炎症が起こることが考えられます。関節の腫れ、朝のこわばり感、関節自発痛が症状です。早期に発見し、関節破壊は生じる前に薬で炎症を押さえ込むことが重要です。治療は内服薬が中心ですが、注射やリハビリテーションも有効です。痛い関節に対して手術を行うことがあります。
痛風(つうふう)
男性が日中運動をして帰宅、晩酌に後に足のおやゆびの付け根の関節が赤く腫れて激しい痛みを生ずることが多いようです。関節に尿酸塩(にょうさんえん)の結晶が沈着し、関節炎を起こすことが原因です。美食で生ずることもありますが、体質的に尿酸塩が血液の中に多く、発症する人も多いようです。発作時は痛みに対する治療、また血液の中の尿酸値が高い人はのみ薬を継続することが必要です。尿酸値が高くあり続けると、腎臓に障害を生ずることがあるからです。
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