バネ指(ばねゆび)
指を曲げる腱(けん)は鞘(さや)の中に収まって、骨のすぐ近くをすべり動くことによって指の関節を曲げています。指の過度の使用や滑膜炎(かつまくえん)によって、指にひっかかるような感じと痛みを生じます。薬や注射も行われますが、15分ほどの手術が有効なことが多いです。起こりやすいのは親指、中指、薬指の順番です。
慢性関節リウマチ(まんせいかんせつりうまち)
関節の中の滑膜(かつまく)に炎症が生じてくる疾患です。全身の関節に炎症が起こることが考えられます。関節の腫れ、朝のこわばり感、関節自発痛が症状です。早期に発見し、関節破壊は生じる前に薬で炎症を押さえ込むことが重要です。治療は内服薬が中心ですが、注射やリハビリテーションも有効です。痛い関節に対して手術を行うことがあります。
ドケルバン腱鞘炎(どけるばんけんしょうえん)
赤ちゃんのだっこ等で手をよく使うお母さんによく起こります。手、特に親指を使うときに手首の親指側に強い痛みがあり、腫れやしこりを伴うこともあります。親指を動かす腱(けん)の炎症で、安静、注射、手術等の治療が選ばれます。
手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)
手のひらの付け根で神経が圧迫されて、手のひらのしびれ、夜間の手の痛みが生じます。手首の安静、ビタミンB12やEの内服治療があります。診断には神経の伝達速度を測定することが有効です。なかなか治らぬものには手術的に神経の圧迫を除く必要がある場合があります。
肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)
肘の変形や年齢性の変化で肘の内側を通る神経が締め付けられて、腕の小指側から小指にかけてのしびれ、握力低下、手のやせを生じます。診断には神経の伝達速度を測定することが有効です。手術的に神経の圧迫を除く必要がある場合があります。
頸椎症(けいついしょう)
頸椎は7つの骨が連なってできていて、骨の中央には樹木にたとえれば幹である脊髄(せきずい)を入れるトンネルがあります。脊髄からは幹から生える枝のように神経の根が数多く出て、頸椎の小さな穴をくぐり上肢に分布しています。おのおのの骨のつなぎ目は加齢性変化によって骨の棘ができやすく、もともとトンネルの狭い人はこの骨の棘によって様々な症状が出てきます。脊髄が押されれば押された部分以下のまひ症状と痛み・しびれが、神経の根一本が押されれば、その神経の分布域のまひと痛み・しびれがでてきます。脊髄の圧迫では、左右両側の症状で、尿や便通の異常も伴うことがあります。神経の根は主に片方の腕から手の症状となります。痛み・しびれは安静や薬で治療しつつ経過をみることもできますが、症状が強ければ手術も考慮されます。脊髄性のまひは症状が進むと治りにくいので手術になりやすいと考えてください。
頸椎後縦靭帯骨化症(けいついこうじゅうじんたいこっかしょう)
頸椎は7つの骨が連なってできていて、骨の中央には樹木にたとえれば幹である脊髄(せきずい)を入れるトンネルがあります。脊髄からは幹から生える枝のように神経の根が数多く出て、頸椎の小さな穴をくぐり上肢に分布しています。おのおのの骨のつなぎ目は加齢性変化によって骨の棘ができやすく、もともとトンネルの狭い人はこの骨の棘によって様々な症状が出てきます。頸椎をつなぐ帯状の靱帯(じんたい)でトンネルの前の壁の成分が頸椎後縦靭帯(けいついこうじゅうじんたい)です。この靱帯が原因不明で骨に変わり、厚くなることによって脊髄の圧迫症状(てあし・からだのしびれ・まひ、尿・便通の異常)が起こります。怪我などで首をねじったりするとてあしのまひが急激に進行して、寝たきりになることもあるので、症状を伴って診断された場合、手術を勧められることも多いようです。
頸椎椎間板ヘルニア(けいついついかんばんへるにあ)
頸椎は7つの椎骨からなり、骨が椎間板(ついかんばん)と呼ばれる軟らかい組織で連結されています。加齢性の変化や怪我でこの椎間板が神経の方向に飛び出して、症状を出してきます。脊髄が押されれば押された部分以下のまひ症状としびれが、神経の根一本が押されれば、その神経の分布域のまひとしびれがでてきます。脊髄の圧迫では、左右両側の症状で、尿や便通の異常も伴うことがあります。神経の根は主に片方の腕から手の症状となります。痛み・しびれは安静や薬で治療しつつ経過をみることもできますが、症状が強ければ手術も考慮されます。
慢性関節リウマチ(まんせいかんせつりうまち)
関節の中の滑膜(かつまく)に炎症が生じてくる疾患です。全身の関節に炎症が起こることが考えられます。関節の腫れ、朝のこわばり感、関節自発痛が症状です。早期に発見し、関節破壊は生じる前に薬で炎症を押さえ込むことが重要です。治療は内服薬が中心ですが、注射やリハビリテーションも有効です。痛い関節に対して手術を行うことがあります。
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