肺気腫の診断


肺気腫の確定診断は、肺の組織を採取し、顕微鏡で観察し、初めて決定されます。肺線維化の所見を認めず、呼吸細気管支壁または肺胞壁の破壊と拡張が病理形態的に確認されることが必要です。

しかし、肺の組織を採取することは、患者さんの苦痛を伴いますので、通常は、胸部レントゲン写真とCT写真、呼吸機能、血液検査などから総合的に判断します。

胸部レントゲン写真;ビール樽様の胸郭変型、血管影の低下、横隔膜の平低化、肋骨間の開大、中心部肺血管の圧迫と心臓の圧迫(滴状心)など

呼吸器機能;一秒量、率、V50、V25の低下、残気量の上昇など


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